根子岳・四阿山縦走コース

登山行程(約5時間30分)休憩も考えて7時間

@  登山口から小四阿(コアズマ)まで(約65分)

                 ラーチを出て坂を上りすぐに料金所。ここで入山券を提示してさらに上へ。車で3分で牧場管理事務所に到着。大気の状態さえ良ければここから妙高山を初めとする新潟の山々、そしてそれに続く戸隠。白馬から乗鞍に至る北アルプスなどが望める。こんな日であれば最高の登山日和が保障されます。
右手が四阿山登山道です。アスファルト舗装の作業道を5分でほど歩くと左手に登山口の看板が見えます。しばらく牧柵沿いに歩くと程なく大明神沢(写真左)にでます。この水はとてもき
れいに見えるが酸性が強く水生昆虫も生息していません。飲まないでください。ここを渡るとそこには大きなズミの木があり、春にはみごとな花を咲かせます。そのまわりにはクリンソウ、クルマバソウが咲きます。しばらく旧牧場作業道を歩きますが、ここも春はみごとです。シラカバの白、新緑の淡い緑、その中にレンゲツツジが咲き乱れます。ここでなだらかな道は終わり、いよいよ登山らしくなります。登山口から約65分小四阿へ到着。レンゲツツジの群落はここまでつづきます。(写真右)ここからは菅平牧場が見渡せます。またここから見るシラカバ林、ダケカンバの林は人目100万本といってもかごんではないほどのみごとさです。

根子岳の山頂は四阿山の山頂と比べて広い。やはり祠がありその隣に石碑があります。現在の菅平牧場の前身、北信牧場のものですがそこには根子岳の昔の?書き方が記されています。禰宜(ネギ)の禰に固まると書いてあります。信仰のやまだったのです。
山頂はガレ場ですが、たくさんの花が咲きます。イワカガミ、イワシャジン、ハタザオ、ハクサンオミナエシ、シラネニンジン等。そしてガレ場の周りには熊笹のほかにクロマメノキ、ガンコウラン、コケモモ、コメツツジなどの低木があり、その中に8月中旬からはマルバタケブキ、マツムシソウが咲きお花畑の様相になります。
また山頂は周囲の山々がみごとに見れるところです。妙山、火打、焼山、雨飾、高妻、黒姫、飯綱、戸隠そして白馬にはじまり乗鞍に至る北アルプス、さらに御嶽山など、実に360°の大パノラマです。真冬には日本百名山が29見えます。何と日光至仏までもが見えるのです。
さて、登山道の話にもどりましょう。山頂で峰の原高原を経て、ダボスに至る道と牧場管理事務所への道とに分かれます。峰の原コースは冬にはヘリコプタースキーの下りコースになります。なだらかで花の多いコースです。非難小屋を経て(80分)牧場の北端の牧柵に沿って下りダボスの丘へ。(非難小屋より40分)そしてバス停ダボスへ。(30分)
山頂からまっすぐガレ場を降りていくとダケカンバの樹林帯にでます。クルマユリ、ウメバチソウハクサンチドリ、テガタチドリなどが見られます。1700m以下になるとダケカンバはシラカバといれかわります。歩くこと100分。樹林帯が終わり、牧場に出ます。ここがまたお花畑です。季節によりミネウスユキソウ、ハクサンフウロ、カラフトイバラ、クガイソウ、コウリンカ、マツムシソウ等など。ここから20分で牧場管理事務所につきます。売店があり、おいしい牛乳、アイスクリームがありますが、開店していないことがありますのでご注意。

根子岳山頂から牧場管理事務所まで(下り80分)


                   山頂には二つの祠があり、手前は長野県真田町、奥は群馬県嬬恋村になります。山頂からは眼前に浅間連山が、眼下には田代湖、バラキ湖、嬬恋村が見渡せます。遠くには富士山が見えます。直進すると浦倉山のゴンドラ駅=通称パルコールゲレンデに出ます。いまきた道を出会いまで戻り、そこからこのコースの最大の難所=オオシラビソの樹林帯にでます。うっそうとした樹林帯の中は急峻な下りで、段差が激しく滑りやすい状態です。標高差300m。5月にようやく雪がとけ、それをまっていたかのようにミヤマカタバミ(写真左)やウスバスミレなどが樹の根元に咲きます。下りきると平らな熊笹の鞍部に出ます。通称オオスキマです。そこを過ぎ根子岳への急な登り(標高差200m)にかかります。ここは見晴らしもよくきついですが快適です。登りの最後は大きな岩の陰の細い道です。是非この岩=物見岩の上に上ってください。すばらしい景色です。尚この岩の裏は植物の宝庫です。

D

四阿山から根子岳へ(約80分

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中四阿で爽やかなひとときを過ごし左手に爆裂口の大ガレをみていよいよ急斜面にかかります。以前はササの深いところでしたが菅平高原観光協会が2年に1回刈り込んでいるのでとても歩きやすくなりました。それでもけっこう急なところです。あえぎながら登っていくとそこだけ開けた小さなガレ場にでます。ここには7月にはキバナノコマノツメ(写真左)がかれんにさいています。ほっとして思わずシャッターをきりたくなります。さいごの急斜面のガレ場を登ると、なだらかなお花畑にでます。ここには7月末、ハクサンオミナエシの群落が咲きみだれます。ガンコウラン、クロマメ、などの低木とそして環浅間ではここにしかないみごとなハイマツがあります。そしおてここから見る山頂はまさに四阿(あずまや)そのものです。(写真右)根子岳からの道に出会いそこを右にルートをとり                  約15分で山頂につきます。
 

中四阿ナカアズマ)から四阿山山(約80分)

B

小四阿の林の中を歩くと、ガレ場に出ます。ここは里宮からのコースとの合流点です。
ここから中四阿まではガレ場でここにはハクサンオミナエシやヒメシャジンなどが咲き美しいところです。(写真左)
中四阿は3つのピークからなり、ごらんのようにアルペンムード満点の場所です。ここからは向かい側に根子岳の稜線、そして反対側には四阿高原からの稜線が、そしていまから登る四阿山への急斜面がみわたせます。
 ここでは雷にだけはあいたくないものです。午前中に通り過ぎたいところです。     

 小四阿から中四阿(ナカアズマ)まで(約40分)

A

牧場管理事務所→(65分)→小四阿→(40分→中四阿→(65分)→出会い→(15分)→四阿山頂→(10分)→出会い→(30分)→おおすきま→(30分)→根子山頂→(80分)→牧場管理事務所
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